何も置かない場所を決める

ページを作り始めると、空いている場所には何かを置きたくなる。説明、リンク、飾り、更新のお知らせ。どれも必要に見えるけれど、全部を並べると、訪れた人がどこで立ち止まればよいのか分からなくなる。

今回は先に「何も置かない場所」を決めた。見出しのまわり、文章が切り替わるところ、画面の端。余白を最後に残った隙間ではなく、読む速さを整えるための部品として扱ってみる。

小さな画面では順番になる

PCで横に並んでいたものは、スマートフォンでは縦に積み重なる。幅だけを縮めるのではなく、どれを先に見せるかを決め直す必要がある。

  • ページの名前を最初に伝える
  • 本文への入口を近くに置く
  • 補助的なリンクは読み終わった場所へ移す

余白を含めて順番を考えると、画面が狭くなっても窮屈さが残りにくい。春の改修では、この静かな間を崩さないことを基準にした。

未完成のための空席

個人サイトは、一度に完成させなくてもよい。空いている場所は不足ではなく、次に置きたいものが見つかった時のための空席でもある。

何かを足す前に、そこに余白がある理由を一度考える。その小さな手順を、これからのページ作りにも残しておきたい。